2005年08月10日

りんねこ日記>大阪にて

出張で大阪に行ってきました。
東京も暑いですが、大阪も負けていません!
新幹線から新大阪駅のホームに出た瞬間、

「む〜う!大阪へようこそ〜!」
「ひぇ〜・・・」

生暖かい大阪の空気が、意思を持ったショートケーキみたいに僕の顔に張り付いて出迎えてくれました。

新大阪から御堂筋線で淀屋橋に。
この辺りは「北浜」といって大阪のビジネス街で証券会社が多いところ。
最近竣工した新しい証券取引所がこの辺ではひときわ目を引きます。

取引所の目の前にででんと立っているのが「五代友厚」立像。
皆さん、五代さんってご存知ですか?
鹿児島の薩摩藩出身で明治維新の立役者の一人で大阪の株式取引所の設立に尽力された方です。

この銅像を見て思い出したのが、司馬遼太郎さんの小説(「世に棲む日々」だったかな)でこの五代さんと維新の英雄高杉晋作が上海視察旅行をともにしたくだり。

大阪は歴史の街。
ひょんなところでひょんな歴史上の人物が顔をのぞかせてくれるところですね。

ちなみにこの取引所のすぐ近くには、江戸時代にオランダ医学の紹介で名を馳せた緒方洪庵の「適塾」があります。


仕事の合間に、中ノ島公園を見下ろすレストランで昼食をとります。
スパゲティのランチを頼んだのに、山のようにお皿に盛られたサラダが運ばれてきました。

僕「あの、スパゲティ頼んだんですけど・・・」
ウェイトレスさん「あ、それ付け合せのサラダです」

げげー!
大阪ではこれが「付け合せ」というのでしょうか?

後から運ばれてきたメインのスパゲティのほうが量が少ないくらいでした。

「まっ、健康的でいいや」

大阪好きの僕はそう納得し、いそいそと食事を平らげるのでした。

大阪証券取引所中ノ島公園を望む

この記事へのトラックバックURL