2005年10月17日

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 びっくり仰天!海外メディアがとらえた僕たち日本人 2005年09月28日

  第18回 老人ホームにロボットが!?
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みなさん、こんにちは!

プロ野球も公式戦の残り試合がわずかとなってきました。
焦点はセリーグの阪神が何曜日に優勝を決めるのか?に絞られてきた感じですね。

プロ野球の試合をテレビでみるのが僕のささやかな趣味なんですが、最近は中継
をやらなくなってしまったようです。
巨人の不振で、放映しても視聴率が上がらないからでしょうか?

僕は阪神ファンなんですが、阪神が出ない巨人戦であってもテレビで野球を見る
のが好きなんです。
中年おじさんにとって、野球を見ながらのんびりするのが数少ない娯楽の一つ。
巨人が強くなければ中継してくれないとしたら・・・
巨人さん、来年はもう少し強くなってくださいね。


さて、今回のは日本のご高齢の方々の話題です。
少子高齢化が進む日本の高齢者問題の一側面がレポートされていますよ。

ではさっそくいってみましょう!


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【原文(抜粋)と訳文】
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(記事タイトル)
Japan's Elders Pushed Aside


push aside 〜を脇へ押しやる、関心の外に追いやる

▽訳文▽
疎外される日本の高齢者



(以下本文)
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And modern Japan boasts having the longest-lived people on the earth.

But being elderly in Japan is not what it used to be, ...


▽ワンポイント▽
boast 〜を誇りにする
elderly 高齢者


▽訳文▽
そして現代日本は世界で最も長寿の国であることを誇りにしている。

しかし、日本で高齢者であることはそのかつての姿とは趣を異にする。



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Years ago in the 1950s and 1960s, the Japanese men and women were told to
sacrifice all to rebuild Japan after World War II flattened its cities.

They dedicated themselves to their company, not to their families.


▽ワンポイント▽
sacrifice 〜を犠牲にする
years ago 何年も前に、遠い昔
flatten 〜を平らにする
dedicate 〜をささげる、献身する


▽訳文▽
遠い昔の1950〜1960年代、日本人たちは第二次世界大戦後の壊滅した日本を
復興するため、そのすべてを犠牲を余儀なくされてきた。

彼らがその身をささげたのは会社であり、家族ではなかった。



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Today, as they grow old and retire, the family they ignored now cares little
for them.


▽ワンポイント▽
ignore 〜を無視する


▽訳文▽

今日、年老いてリタイアした彼らがかえりみてこなかった家族は彼らの面倒を
ほとんど見ない。


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David Slater is an anthropology professor at Tokyo's Sophia University.

"Now they find themselves out in the cold, they find themselves, their
wisdom, their status no longer valued the way they expected ..." Slater
says of Japan's elderly.


▽ワンポイント▽
anthropology 人類学
wisdom 賢明さ、見識
value 〜を高く評価する


▽訳文▽
デビッド・スレーターは上智大学の人類学教授だ。

「彼らは今、疎外されていることに気づいたんです。自分自身やその見識、
地位はもはや評価されることはないことに気づいたんですよ」日本の高齢者
についてスレーター教授はいう。



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Here's an example of changing Japan: an old folks home.

Professor Takanori Shibata developed a robot that looks like a baby seal.
He did it just for the elderly.

The professor says the robot makes older folks, "happier."


▽ワンポイント▽
old folks home 老人ホーム
baby seal アザラシの赤ちゃん
the elderly 高齢者


▽訳文▽
ここに変わりゆく日本のひとつの例がある。老人ホームだ。

シバタタカノリ教授はアザラシの赤ちゃんに似たロボットを開発した。高齢者用
である。

教授は、このロボットは老人たちを癒してくれると語る。


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The technology works. But a generation ago these people would have spent
their days involved with their own families.

Now, their mental stimulus comes from a clever creature that is, in the end,
just mechanical.


▽ワンポイント▽
work うまくいく、役に立つ
generation ago 一世代前に
involved with 〜と関係を持っている
mental 精神の、心の
stimulus 刺激、励み
clever 賢い
creature 創造物、生き物
in the end ついに
that is すなわち


▽訳文▽
技術は役に立っている。しかし一世代前、彼らはその家族とのかかわりの中
で日々過ごしてきたはずだ。

今、彼らの心の励みはついに、利口な生き物、つまり機械によってもたらさ
れるのである。



(以上本文)
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(出典)
cbsnews.com
Sept. 18, 2005
http://www.cbsnews.com/stories/2005/09/18/sunday/main856352.shtml

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【今回のびっくり仰天!】
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げげー!
ロボットが老人ホームで活躍・・・ですか??

技術が進歩して僕たちの身の回りのさまざまな場面で機械化、ロボット化が進
んでますね。

でも、ロボットがお年寄りの心の癒しになるんでしょうか?

犬とか猫とかの動物が老人ホームでお年寄りの心の癒しになっているという話
は聞きますが、ロボットとは・・・。


僕たちが老人と呼ばれるようになるころには、もっともっと精巧なロボットた
ちに囲まれて癒されることになるのでしょうか。

人手不足ということもあるのでしょうが、なにかさびしい気もします。


これまで親として、社会の一員としてがんばってこられた年長者の方々。
どれだけ生活文化が変わっていっても、時代が変わっていっても、彼らを敬う心
は人としての美徳のひとつ。

ご高齢の方々に対しては、ぬくもりをもって接したいものだと思います。


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【編集後記】
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僕の会社の同僚も通っているリーズナブルな英語教室をちょこっとご紹介しま
す。

ネイティブ講師が格安でアフターファイブに英会話を教えてくれるんですが、
この教室が今、生徒さんを募集しています。

英語教室の名前は「港英会話'80」
(港区にある英会話教室で1980年代に始まった、という意味だそうです)

場所は東京は新橋駅前。
新橋といえば、中年男性の代表的待ち合わせスポットでもありますね。

費用は一ヶ月5千5百円(入会金なし)
講師は大学で日本文学を教えているアメリカ人教授(ネイティブです!)
毎週金曜日の午後7時から1.5時間の授業です。
見学も歓迎だそうです(見学料500円)


授業はずべて英語で進められるとのこと。
うーん、英語で考え英語でしゃべる力がつきそうですね。
でも、日常会話程度がわかれば大丈夫だそうですよ。

会社員大歓迎だそうです。
お仕事帰りのちょっとした時間を英語の時間にあててみられてはいかがでしょう?

もしご興味ある方は僕宛に件名欄に「英語教室に興味があります」とだけ書いて
メールをお送りください。
僕宛のメールあて先→ rinneko@u01.gate01.com
追って「港英会話'80」の概要と連絡先をお知らせいたします。


では今回はこのへんで!


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発行者: 凛猫(りんねこ)
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