2005年10月17日

メルマガのバックナンバー>第19回 阪神優勝とカーネルサンダースの怪?

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 びっくり仰天!海外メディアがとらえた僕たち日本人 2005年10月8日

  第19回 阪神優勝とカーネルサンダースの怪?
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皆さんこんにちは!

ここのところメルマガ発行が遅れてしまってすみません。

実は私事ながら入院中なのです。
目を患っちゃいまして・・・。
症状は快方に向かっているのですが、先生が退院許可をくれません(悲)


生まれてはじめての入院。

とっても暇です・・・。
目が悪いからパソコンも見れずテレビも見れず。
仕方なく読書したりマンガ読んだり、あとは寝てるくらいしかないです。


もうひとつ嫌なことが・・・。
夜の消灯は午後9時(普段ならば、さあこれから!という時間です)。
4人部屋の病室なんですが、いびきが気になって寝られません(悲)
売店でイヤーウィスパー(耳栓)を買いましたが、大音量のいびきまでシャ
ットアウトしてくれないんです。

一日も早く退院したいようー!


さて、今回は入院先からちょこっと外出許可をいただいて、お届けします。

プロ野球の阪神タイガース優勝の話題です。


では、さっそくいってみましょう!

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【原文(抜粋)と訳文】
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(記事タイトル)
Hanshin clinches spot in Japan Series


▽ワンポイント▽
clinch 〜を勝ち取る

▽訳文▽
阪神 日本シリーズ出場を勝ち取る


(以下本文)
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The Hanshin Tigers are headed back to the Japan Series.

Hanshin starter Tsuyoshi Shimoyanagi went six strong innings Thursday,
and Shinjiro Hiyama and Akihiro Yano had back-to-back RBI singles in the
seventh inning at Koshien Stadium as the Tigers downed the Yomiuri Giants
5-1 to win their second Central League pennant in three years.


▽ワンポイント▽
head back to 〜に戻る
starter 先発投手
back-to-back 相次ぐ、連続の
RBI (run batted in )打点
down 〜を破る
pennant 優勝旗


▽訳文▽
阪神タイガースは日本シリーズに再挑戦する。

木曜日、甲子園球場で阪神の先発 下柳剛投手は六回を力強く投げ切る一方、
桧山進次郎、矢野輝弘が七回に連続タイムリーヒットを放ち、タイガースは
読売ジャイアンツを5対1で下しここ3年で2回目のセントラルリーグ優勝
争いを制した。


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"Everyone waited a long time for this," said Hanshin manager Akinobu
Okada.

"It's a great feeling to clinch the pennant here in this park against
the Giants."



▽ワンポイント▽
manager 野球の監督


▽訳文▽
「皆が長い間待ち望んでいました」阪神の監督 岡田彰布は言った。

「この球場でジャイアンツを相手に優勝できたのは最高の気分です」



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The Tigers return to the postseason for the first time since 2003 when
they lost to the Daiei Hawks.


▽ワンポイント▽
postseason シーズンオフ、シーズン後の試合(プレーオフ)


▽訳文▽
タイガースは2003年にダイエーホークスに破れて以降初めてプレーオフの場
に戻ることになる。



◆─────────────────────────────────
Hanshin's winning season in 2003 ended an 18-year pennant drought that
was referred to by Tiger fans as "The Curse of the Colonel."


▽ワンポイント▽
drought 干ばつ、欠乏
referred to as  〜と呼ばれている
curse 呪い

▽訳文▽
阪神が18年ぶりのペナント奪還を果たした2003年の優勝シーズンは、
タイガースファンから「カーネルの呪い」と呼ばれた。


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In 1985, an overzealous Hanshin fan threw a statue of Colonel Sanders
taken from a nearby Kentucky Fried Chicken outlet into Osaka's Dotonbori
River.


▽ワンポイント▽
overzealous 熱心すぎる
statue 像
outlet 小売店


▽訳文▽
1985年、熱狂的な阪神ファンはケンタッキー・フライドチキンの店先にあった
カーネル・サンダースのマネキンを大阪の道頓堀に投げ入れた。


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The statue was never retrieved and the team's losing ways were attributed
to the missing mannequin.


▽ワンポイント▽
retrieve 〜を取り出す、回収する
attribute A to B AはBに起因すると考える
losing ways 速度が落ちる



▽訳文▽
そのマネキンは行方知れずになり、タイガースの(1986年以降の)低迷はその
マネキンが消えたせいだと考えられたのだ。



(以上本文)
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(出典)
Sports Illustrated - Sep 29 4:03 PM
アメリカの週間スポーツ総合誌

http://sportsillustrated.cnn.com/2005/baseball/more/09/29/bc.as.spt.bbl.japan.hanshin.ap/index.html


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【今回のびっくり仰天!】
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阪神タイガースさん、優勝おめでとうございます!

2003年のリーグ優勝では星野仙一監督(当時)の力量に多くスポットが
あてられましたが、今回の優勝できっちりチームの実力を示してくれました!

しかし、大阪の人たちのあのお祭り騒ぎはすごいですね。
道頓堀での優勝ダイブも、高い塀があったにもかかわらず、やっちゃった人も
いたそうです。

普段は大人しいと思われている日本人たちが、てんやわんやの大騒ぎをしてい
るのを見て、外国の人たちもそれこそびっくり仰天!だったに違いありません。


記事中の"The Curse of the Colonel"(カーネルの呪い)ということば、あま
り聞きなれませんね。
これ、実はアメリカのメジャー・リーグのある逸話をもじってるんですね。

ボストン・レッドソックスが1920年にその看板選手ベーブ・ルースをニューヨ
ーク・ヤンキースにトレードして以来、ずっと優勝から遠ざかっていたんです。
このことをベーブ・ルースに呪いをかけられたようだとして、いつしかベーブ
・ルースの愛称「バンビーノ」から

「バンビーノの呪い」(Curse of the Bambino)

と呼ぶようになったとか。
80年以上もの長きに及んだこの「呪い」も昨年、レッドソックスがワールドシ
リーズ制覇を果たしてようやく解かれることになりました。

阪神タイガースも来る日本シリーズでその実力を発揮して、「カーネルの呪い」
を解いてくれるのでしょうか??



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【編集後記】
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このメルマガ「びっくり仰天!海外メディアがとらえた僕たち日本人」の発行
も次回で20回を迎えることになります。

「英語が好き・・・」ということで始めたこのメルマガですが、実はもう一つ
のちょっとしたきっかけもあったんですね。
「40歳」という自分の歳。
僕自身の人生の面で節目にあたるこの歳に、何か新しいことをやってみたい、
という気持ちです。

40歳といえばもう人の一生の後半の人生に突入しています。
本業の仕事のほかに何も取り柄がないまま、だらだらと毎日を過ごしていくの
に疑問とかあせりを感じたんですね。

「自分の人生ってこんなもの?」
「本業の仕事がなくなったらどうなっちゃうの?」

って。

でも・・・
新しいことをするっていっても何をどうやっていけばいいんだろう・・・。


やろうとは思うけど自信がない、道も見つからない。
そんな悩みを抱いていたとき、ひとつの出会いがありました。
その出会いが僕の気持ちを後押ししてくれたんです。

石田健(けん)さんとの出会いです。

僕のメルマガを購読して頂いている皆様にはなじみのあるお名前かもしれません。
この方は英語系のメルマガで日本最大の発行部数を誇っている「毎日1分!英字
新聞」を発行してらっしゃる方です。

・・・
<バックナンバーでは以下、割愛いたします>

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発行者: 凛猫(りんねこ)
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